１２月２３日（金）
明日は雪が降るかもしれないとの話だが、ホワイトクリスマスなどとのんきなことを言っていられない地域もあるようだから、サンタクロース殿の安全と健康を祈願しておいた。
熒惑の強い要望で、トナカイの分も祈願した。
前から思っていたが、熒惑は動物が好きだな。
１２月２２日（木）
今日は冬至だ。ほた辰神社でも一陽来復を祈願して神事を行った。
今回は火の神事が主体だったので、大小両熒惑が万事障りなく執り行ってくれた。
こういう時の真剣な熒惑は凛々しくて恰好良くて…、いかん、日誌に何を書いているのだ。
１２月２１日（水）
Ｘマスプレゼントについて、つっこまれない内にほた辰神社の見解を発表しておく。
クリスマスは異教の祭りだが、本来は更に異教の冬至の祭りで正月の意味合いがあったということだ。ほた辰神社は明日の冬至は無論、正月もきちんと祝うから、クリスマスは日本的な恋人の祭典として扱う（と決めた）
ほた辰神社は恋の神社の側面もあるので、恋人のイベントとしてのクリスマスを大いに奨励する（ことにした）
１２月２０日（火）
デート楽しかった。辰伶と一緒にご飯食べたし、お茶したし、家電を見にいったし、お互いの服を選んだし、小さいのたちの服も選んだし、ナイショだけどＸマスプレゼントも用意したし。
あ、デートのついでに買い出しもしておいたからね。
１２月１９日（月）
小さいのたちに対抗するわけじゃないけど、俺と辰伶も明日デートだよ。
１２月１８日（日）
大きい辰伶の部屋にスリッパが飾ってあるんだけど、あれ何？
１２月１７日（土）
今日はお休みを頂いて、ケイコクと一緒にお出かけしました。街はどこも賑やかで年の瀬が迫っているのを感じました。
ケイコクが寒そうにしていたから、早く帰ろうと思ったのですが、ケイコクがまだ帰っちゃダメだっていうから、何でだろうと思ったら、目の前のイルミネーションが点灯されました。
イルミネーションが灯る瞬間を見てみたいって、以前にシンレイが言ったことを、ケイコクは覚えていてくれたそうです。この時間はケイコクからのプレゼントだね。
１２月１６日（金）
小さいのには先を越されたが、風邪も治って体調は完全に元通りだ。俺が休んでいる間、色々とフォローをすまなかった。礼を言う。
…その、大きい熒惑、小さいケイコク、それから小さいシンレイも、少しくらいならサボってもいいぞ。俺が何とかするから。
