今日は大きい方の熒惑様が焼き芋を焼いて参詣客に配っていました。
ケイコクと熒惑様の焼き芋は焼き加減が絶妙ですよね。
シンレイたちも己の能力を活かして、他人様のお役に立ちとうございますね。

辰伶が俺のこと「サボってる」連呼するから、俺が何も仕事してないと思われてるらしいね。
ふーひょーひがいだよ。

すっかり冷え込むようになって朝のご奉仕が辛くなってきました。
境内の木が葉を散らすので、掃き掃除が大変です。
山のような落ち葉でケイコクが焼き芋を焼いて、掃除で冷たくなったシンレイの手を温めてくれました。
焼き芋はホクホク甘くて、ケイコクの優しさがお芋の形になったみたいです。

文化の日にちなみまして、ほた辰神社では小さな文化祭を催しました。
シンレイと辰伶様は舞を披露して、お客様に抹茶を振る舞いました。
お茶菓子のカボチャの茶巾絞りはケイコクの手作りだったんですよ。後で知ってびっくりしました。すごく綺麗で美味しかったので、本職の菓子舗で買った物だと思っていました。

昨夜、辰伶様が丹精されている月下美人の花が咲きました。甘い香りのする真っ白な花で、夕方から咲き始めて朝には萎んでいました。
夏から何回か咲いてくれましたが、もう秋ですからこれが今年最後の開花になると辰伶様がおっしゃってました。

ハロウィンで辰伶様が製作されたオバケカボチャ提灯、子供の躾に使えるとお母様方に大好評で問い合わせが殺到しています。
そういうわけで、数量限定受注生産することが決定しました。